[参加企画]
Science Salon「音と科学と音楽と」

平成19年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞

この企画は「SAKURA CAFE」で行う会を「やまのて音楽祭」にエントリーして頂いて開催されたものです。

講師の安達正浩さんは15年ほど前、名古屋にチェンバロ製作工房を開いて、チェンバロ練習室を増設し、チェンバロ教室も開校しています。

もともと物理研究者だった安達さんは、チェンバロに出会って人生が変わり、様々な芸術作品を通じて300年を越える過去の天才達との出会いが感動を与えてくれるといいます。

そんな安達さんをお迎えし、バロック音楽の楽しさ、チェンバロの音の不思議や特徴など、歴史と音楽、科学とのつながりをおうかがいしました。

開催内容

  • 【開催日時】平成20年3月2日(日) 11:00〜13:30
  • 【開催場所】SAKURA CAFE
  • 【参加費用】3,000円 (※軽食・ドリンク付)

プログラム紹介

  • ルネサンス期〜バロック期のチェンバロ

講演者紹介 (プロフィールは開催時のものです)

安達 正浩 (チェンバロ製作者)
「楽器」というものの起源をさぐることは容易ではありませんが、箱に弦をはって、指で弾くといった単純な構造のものがそのひとつであることは、想像に難しくないと思います。
では、いったいいつごろから、こういった楽器が記録に残ったと思いますか。最古の記録としては、1397年、オーストリアのヘルマン・ポールが「クラヴィンツィンバルム」という楽器を考案した、というものが残っています。
また、彫刻の像として、1425年に制作されたという、北ドイツのミンデンにある聖堂の祭壇に残っています。さらに、1440年ごろには、スォレのアンリ・アルノーが最古の設計図をブルゴーニュ公に献上した、といわれています。そして、現存する最古の楽器(1480年頃製作)、クラヴィツィテリウムが、南ドイツのウルムで作られたとして残っています。
実際、この間の楽器は、単純な構造の上に、鍵盤と弦を弾くメカニズムを組み込んだものといっていいでしょう。そして、これらがチェンバロの前身であるといっていいようです。したがって、チェンバロは「鍵盤のついたリュートかギター、ハープ」と考えてよさそうです。
さて、ではなぜ、この楽器が1400年前後、ルネサンスの草創期に生まれたのでしょうか。この答えは、なかなか分かりませんが、ルネサンスという時代が、こういった魅力ある創造物の生まれ出る時代だったのではないか、そういう想像をかきたてる事実がいくつも発見されています。
この公演では、その魅力をたっぷりお聞かせいたします。

会場の紹介

「SAKURA CAFE」は、本山交差点から東北側、本山駅2番出口から徒歩2分の場所にあるカフェで、カフェの他にライブラリーやスタジオを併設しています。

  • 「SAKURA CAFE」
  •  〒464-0035 名古屋市千種区橋本町1-64 アーバイン本山ビル
  •   電話:052-789-1110、FAX:052-789-1119
  •   HP:http://www.ulibrary.jp/
  •   ●アクセス:地下鉄東山線、名城線・本山駅2番出口から徒歩約2分
開催マップ