「音楽ラリー」
〜音楽でつなぐ城山から覚王山への道〜

平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞

あいにくの天気となりましたが、昭和の歴史的建物である旧・昭和塾堂から揚輝荘まで間、歴史を感じるまちを歩き、スタート地点とゴール地点では音楽を楽しんでいただきました。

開催内容

  • 【開催日時】平成29年4月1日(土) 10:00〜13:20
  • 【内  容】まちあるき・史跡散策
  • 【参加者数】70人(複数のグループに分かれて歩きました。)
  • 【集合場所】城山八幡宮・鳥居下
  • 【料  金】無料(要申込み)
  • 【コース】
  •  城山八幡宮〜常楽寺〜大龍寺〜正法寺(愛知専門尼僧堂)〜善篤寺〜相応寺〜日泰寺〜揚輝荘北園
  •  ※城山八幡宮と揚輝荘北園で音楽を楽しんでいただきます。
  •  ※坂道のあるコースです。(道程1.5km)一部に階段があります。
  • 【共  催】みちくさ案内人の会

まちあるき

揚輝荘北園

演奏者紹介(プロフィールは開催時のものです)

筝吹

筝吹

筝吹(ことぶき)
尺八:澤 真山・川端杜豊山・奥村遥山、箏 :原田孝子・平野 圭
尺八の会の「しんざんクラブ」に、東京芸大卒・宮城会東海支部長の大久保智子師の門下の女性二人が参加・合流、合奏の会を結成して3年目となりました。
「しんざんクラブ」は東山公園の春まつり・秋まつりなどに出演して約10年です。箏曲普及会・福島社中のご賛助を頂いて、今年も4月29日に予定しています。一昨年・昨年と「美楽会箏曲演奏会(中川文化小劇場)」にも出演。「やまのて音楽祭2014」には、揚輝荘北園にて演奏、また同年9月の「城山八幡宮でお月見を楽しむ」は、演奏直前に降雨のため中止となりました。(余談ですが、翌日の「熱田神宮観月祭」は、晴天の満月となり、残念でした。)
「筝吹」としては、1月8日「尺八の日演奏会」(イーブル名古屋・女性会館)」に、第1回から出演し、今年は中日新聞に大きく取り上げられました。その他、緑区の老人会やコミセンまつりなどの演奏も行っています。

村井都

村井都

村井都(ソプラノ)
声楽を大原豊彦氏、飯田みち代氏、コンスタンティン・ヴァルダドルフ氏に師事。
イタリア短期留学ではスザンナ・ギオーネ氏のマスターコース修了、ローザ・オペラセミナー修了。音楽グループ《アンサンブル 華》を主宰し、地域に密着した活動を行うほか、福祉会館などで音楽を通じてのヒーリングをボランティアで自ら企画、開催している。元・広島市立中学校教員。
♪♪ 2017年7月1日(土)午後2時から、伏見・電気文化会館にてリサイタル【歌姫と素敵な仲間たち】を開催予定。
<サマータイム>などお馴染みの曲や、愉快な仲間と繰り広げるオペラ<フィガロの結婚>、<カルメン>などの名場面をお届けいたします。
仁禮勝代(ピアノ)

会場の紹介

「揚輝荘北園」

揚輝荘は、松坂屋創業の伊藤家の第15代伊藤次郎左衛門祐民氏が作った別荘で、特定の建物を指す名称ではなく、敷地全体の呼称です。

約一万坪の土地に大正7年頃から様々な建物が移築、新築され、軍・政・財界の要人の社交の場、またアジアからの留学生の寄宿舎として利用されましたが、戦災にあって消失した建物も多くあります。

北園には、徳川家から移設されたといわれる和室に、鈴木禎次郎設計の洋室を増築した「伴華楼」や、京都の修学院離宮の千歳橋を模したとも言われる「白雲橋」、茶屋町(現中区丸の内二丁目)の伊藤家本宅から移築した、揚輝荘最初の建物である煎茶の茶室「三賞亭」(さんしょうてい)が残っています。

名古屋市に寄贈され、現在は暫定公開中(無料)です。(月曜日休園)

※「伴華楼」は、見学日時限定・定員制(事前申込制)でガイド付き建物見学を行っています。詳しくは揚輝荘:TEL 052-759-4450へお問い合わせください。)

開催マップ