時空を超えた音のコラボレーション
〜 オンド・マルトノ×シンセサイザー 〜

平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞

フランス発、世界最古の電波楽器「オンド・マルトノ」と、チェコ人の音楽博士が操る「シンセサイザー」。 摩訶不思議な音世界と、荘厳な寺院の空間とのコラボレーションが魅力の企画です。

開催内容

  • 【開催日時】平成22年3月27日(土) 14:00〜15:30(開場:13:30)
  • 【開催場所】西蓮寺
  •   名古屋市千種区姫池通1-28-1(地下鉄覚王山駅下車徒歩約15分)
  • 【入場料金】2,000円 (※小学生以下は、1,500円。3歳未満無料)
  • 【参加者数】約30人

会場光景

演奏者・曲目紹介 (プロフィールは開催時のものです)

市橋若菜(オンド・マルトノ)
千葉県袖ヶ浦市出身。千葉大学教育学部卒業、同大学院修了。
フランス・パリ、スコラ・カントルム、オンド・マルトノ科演奏家課程を審査員特別賞付きの満場一致で修了。オンド・マルトノをジャンヌ・ロリオ、原田 節、ピアノを勝谷壽子、宇川眞美、桑野緑、作曲を水野修孝、声楽伴奏を渡部成哉の各氏に師事。
1995年、友人の紹介でオンド・マルトノを知り、1997年より世界的オンド・マルトノ奏者の原田節氏の下、オンド・マルトノを習い始める。パリ、スコラ・カントルム、オンド・マルトノ科演奏家課程に留学。オリオンド・マルトノの第一人者、ジャンヌ・ロリオ氏の下で研鑽を積み、ロリオ氏最期の弟子となる。
2002年より日本での活動開始。ホールコンサートからサロンコンサート、各種イベント、ライブハウス、学校教育機関の招待演奏、ラジオ、TV出演など様々な分野で活躍。国内の音楽コンテストで最優秀賞、審査員特別賞等受賞。新作の初演、録音などクラシックからジャズ、ポピュラー、映画音楽、オリジナル作品まで、ジャンルを超えた幅広い音楽観でオンド・マルトノの魅力を広め続けている。
ホームページ:http://www.ondes-martenot.com/
ダニエル・フォルロー(シンセサイザー)
マルチ鍵盤楽器奏者、作編曲家、音楽ライター、音楽博士。
チェコ共和国イフラヴァ生まれ。ブルノ音楽院卒業。ヤナーチェク音楽アカデミー作曲理論科卒業、博士課程終了。2003年まで同アカデミー准教授を務める。2003年9月、岐阜県各務原市に移住。
現在 マルチ鍵盤楽器奏者として活動。ピアノ、パイプ/リード/電子/ハモンド・オルガン、シンセサイザー、キーボードを演奏し、ソロのほかオーケストラ、バンド、邦楽奏者、ヴォーカリストらと共演。演奏ジャンルは多岐にわたる他、赤ちゃんから高齢者まで楽しめるコンサートを行っている。
また、ブルノ音楽院在籍中から様々な作編曲を手がけ、計2000曲以上を提供。中世から21世紀までのあらゆる音楽ジャンルを自在に融合する、ユニークな作曲スタイルを持つほか、専門書や音楽雑誌の記事も執筆。
岐阜県教育委員会能力開花支援事業講師。各務原市子育て広場講師。愛知県立芸術大学非常勤講師。音楽の街かかみがはら企画委員。
ホームページ:http://www.danielforro.com/

演奏光景 演奏光景

曲目
モルダウ(スメタナ)、お前が欲しい(サティ)、日本の歌 他
オンド・マルトノ (Ondes Martenot)
フランス人電気技師モーリス・マルトノが1928年に発明した、電気楽器および電子楽器の一種。
鍵盤(key、仏名クラヴィエ clavier)またはその下につけられたリボン(ribbon、仏名リュバン ruban)を用いて望む音高を指定しつつ、強弱を表現する特殊なスイッチ(touch、仏名トゥッシュ touche)を押し込むことによって音を発することができる。
多くの鍵盤型電子楽器が両手の同時演奏や和音による複数の音を同時に発することができるのに対し、オンド・マルトノはテルミンに類似しており、基本的には単音のみの発音しか出来ないが、奏法やトゥッシュと呼ばれる表現、多彩な音色合成の変化、複数の特殊なスピーカーによる音響効果によって、様々な音を表現することが可能である。(出典:Wikipedia)

会場の紹介

「西蓮寺」

西蓮寺は、浄土宗寺院・京都清浄華院の末寺で、ご本尊は阿弥陀如来です。

現在の本堂、書院、庫裏、弘法堂の落成は昭和9年(1934)で、本堂右に大正11年(1922)建立の大師堂があり、その本尊は横三蔵町松林寺より移したものです。